ぶどうモチーフの意味
日中はまだまだ30度超の暑さですが、朝晩は少し過ごしやすくなってきました。
昨日は富士山に初冠雪が観測されるなど、少しづつ、季節は秋に向かっているんですね。
秋といえば、読書の秋、食欲の秋などと言われますが、秋は実りの季節です。
米をはじめ、マツタケ、栗、ナシ、ブドウ・・と美味しそうなものがいっぱい〜(^O^)/
「天高く、馬肥ゆる秋」とは、よく言ったものですね。。
特に今日のテーマ「ブドウ」モチーフについては、どんな意味があるでしょう?
ぶどうモチーフの意味: 生命・不死・実り・子孫繁栄
ぶどうは、1房に複数の実をつけることから、
ざくろやイチジクとともに「実り」や「豊かさ」、「子沢山」などの意味をもちます。
古代イスラエルに隣接した地域の宗教では、ぶどうの木は、聖なる木とされ、
その産物であるブドウ酒は神の飲み物とされてきました。
この影響から、起源以来の旧約聖書でも、ぶどうの木は
「生命を所有し、保証する木」
と扱われています。
また、その産物であるブドウ酒は、古代ギリシアでは、
酒・果実の神といわれるディオニュソスの血の代わりといわれ、
「不死の飲み物」
を象徴していたことから、
一般に「生命」・「不死の飲みもの」とされています。
古代エジプトの壁画(主として墓)には、
ぶどうの木・収穫・ブドウ酒のモチーフが多くありますが、
ぶどうを神聖なものとして扱い、
「不死」のシンボルとして扱われていたことが想像できます
子孫繁栄・安産をあらわすラッキーモチーフブドウシルバーペンダント(変色汚れ防止加工済)