飼い主をつかいこなす猫
最近、てんちゃんはやたらと甘えたがり。
帰宅すると、やたらと「にゃ〜、にゃ〜」とよく鳴き、足にまとわりついて「かまって!」と催促するのです。
しかし、働く主婦は自宅にいるときも忙しい。
洗濯したり、食事の準備をしたり、もちろん、てんちゃんのトイレをキレイにしたり、食べ散らかしたフードを片付けたり・・・
なかなかてんちゃんをかまってあげることができず、家事をこなしていると、抑揚を変えながら、にゃーにゃー。
それでも、放っておくと、てんちゃんなりにブチ切れるらしく
「ぎゃぁ〜っ!」に変わる。。
とにかく、うるさいくらいによく鳴くので、最初は「静かにしてね」と優しく声をかけるものの、
次には
「静かにしてください!」
とやたら、丁寧な言葉で、「しかし」、ややトゲのある言葉で叱る。
そして、ついには
「あああ、うるさ〜いっ!!!静かにしてぇ〜!」
と、私も叫んでしまう。。
小さなお子さんを育てているお母さんって、こんな感じなのよねぇ。。
と思いながら、子育ての大変さを、少し知る猫店長・・
そうこうしているうちに、てんちゃんも鳴きつかれるのか、静かになったな〜。。
と思うと。。
しょぼん。。と寂しそうに座って、遠くから眺めていたり
悲しそうな声で鳴いてみたり、、、
ジ〜っ、と目で追いかけられていたりする・・
うっ、、、これは弱い。。。
「てんちゃんは、おとなしく待ってますよ〜。可哀そうでしょ?」
みたいな攻撃をされると、さすがに、ああ、遊んであげなくては・・
1日、ひとりぼっちでおいてかれているんだものね。
帰ってきたら、遊んで!かまって!って言いたくなるよね。。
と、早々に家事をひきあげ、てんちゃんのお遊びにできるだけ付き合うはめに。。
1時間はたっぷり、遊んでますね。。
鳴いてみたり、悲しそうにしてみたり。。
飼い主の心を、うま〜く、操作されている気がする・・
猫って、ズルいわ〜