ジュエリーの色変化
購入時にはキレイだったジュエリーが、数年したら色が変わってきた!
という経験をされている方も多いのではないでしょうか。
よく知られているのがシルバーですが
シルバーは大気中の水素と反応し、硫化を起こすことから、短時間で変化してしまいます。
硫黄泉などの温泉に、シルバーをつけたまま入湯すると、即時に真っ黒になってしまいます。
次に多いのが、ホワイトゴールドです。
ホワイトゴールドは、金にシルバーやパラジウムというプラチナ系の金属を混ぜて
金色をホワイト系の色に変えているのですが、その割合によって、黄色味を帯びていたり、
グレー味を帯びていたりします。
この色味を整えるために、大抵のホワイトゴールドには、上から
ロジウムメッキ加工を施しています。
ロジウムメッキ加工は、数ミクロンという薄い皮膜のため、使用していれば
必ず摩耗してきます。
摩耗後は、下のホワイトゴールド素地の色が見えてくるため、変色したと思われる方が
多いのですが、この場合は、変色というよりも、ロジウムメッキ加工が摩耗しただけで
地金自体の色が変化しているわけではありません。
次に、イエローゴールドやピンクゴールド はどうでしょうか?
イエローゴールドやピンクゴールドも色変化をおこします。
1・2年という単位ではありませんが、ピンクゴールドのほうが、早く変色してくる可能性が高いです。
これは、金に混ぜている銅の変色です。
ピンクゴールドのほうが、銅の割合が多いため、変色のスピードが速いのです。
この場合は、まずは、専用クロスで磨いたり、ジュエリークリーナー液で洗浄してみるのを試すとよいでしょう。
それでも、キレイにならない場合は、ジュエリーショップに相談し、磨きなおしてもらうとキレイになります。
ファウニでも承りますので、お困りの方はご相談ください。
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