モチーフの意味:象(ゾウ)

象モチーフペンダントネックレス



象は
インドでは、世界を支えている(世界は象の背中に乗っている)と言われてきた、とても格の高い動物です。
また、
アフリカとアジアでは、象は王の乗り物であり、王の力を象徴するものとして、「力」「安定」「知恵」を象徴するものとされてきたようです。
ヒンドゥー教では、
象の頭をもち、人間の体をもつ「ガネーシャ」という神が、「知恵と文学」、「富と繁栄」をもたらすとされて、庶民からとても愛されているといいます。
このように、象といえば、西洋よりも東洋のイメージがとても強いのですが、西洋でもルネッサンス時代に、「力」・「勇気」を表すモチーフとして、象の紋章が流行したようです。大きな体の威力にあやかりたい!ということでしょうか。


象天使モチーフチャーム・ペンダント

確かにどっしりとした体とそれを支える足は
いかにも「安定」を象徴しているように思えますね。



※参考文献:世界シンボル大事典(大修館書店)・サインシンボル大図鑑(三省堂