外猫と家猫について考える
街猫ちゃんに毎日癒されている猫店長ではありますが、
最近、自宅近くで、とてもなついてくれる外猫ちゃんがいます。
猫ボランティアさんに面倒をみてもらっているので、体は俵のように丸々としていて、食べるものには不自由していません。(避妊手術済でお耳はカットされています)
私もしばらく毎日声をかけ続けて、ようやく撫でたり触れるようになりましたが、基本的に人なつっこい猫で、慣れてしまうと、毎日帰りを待っていてくれるんです。
撫でて〜、撫でて〜っと甘えてきて、帰ろうとすると後をついてくる。
「今日はここまででバイバイね〜、また明日ね・・」
と言い聞かせて、後ろ髪を引かれる思いで帰ってくるのですが、
曲がり角のところで、きちんとお座りして寂しそうに見送ってくれます・・
こんな姿をみると、お持ち帰りしたくなりますよね?
外猫生活は、暑さ寒さ、雨風の自然の驚異もあれば、いい人ばかりとも限りませんし、
愛情いっぱいで育ててあげたい気持ちになります。
しかし、今は外猫ちゃんでも、ちゃんとご飯はもらえるし、猫好きの人には遊んでもらえる。
自由にいろいろなところにいけるという、自由さがあります。
この子たちなんて、家猫以上に丸々としていたりしますが、
外猫ちゃんです。
家に連れてくれば、
日中はひとりでお留守番、狭いマンションの部屋に閉じ込めてしまう生活になってしまいます。
猫ちゃんにとって、こういう生活は幸せなのでしょうか?
暑さに怒っているの?
という感じですが、この子たちはとてもかわいらしく、手前の子が
人懐こい子なので、2軒のお宅から家猫オファーがあったのですが、
怒っている子のほうが、家猫拒否をしたのです。
それで、軒先に猫ベッドまでおいてもらって外猫生活。
仲良しなので、2匹一緒です。
私に甘えてくれる外猫ちゃんも、実は2匹で一緒にいますが、
もう1匹がイマイチなついてくれない。
甘えてくる子のほうは問題ないとしても、もう1匹は、家猫は無理じゃないかと猫ボランティアさんがおっしゃっていました。
(ボランティアさんとも自然に、「猫友」になる・・)
そうなると更に悩みますよね?
夫は、「留守の時に大きな地震なんかがあって、逃げられなかったらどうする?」
「節電の時期にエアコンをつけたままで出かけるって、どう?」
「自由気ままにお外を歩けるほうが幸せに決まっている」
と、難しい問題を投げかける・・
猫ちゃんにもよるのでしょうが、悩ましい問題です