行き倒れの猫ちゃん
昨日のお昼頃、知人の猫好きさんから、オロオロとした声で電話が。。
「近くで猫ちゃんが亡くなってる・・どうしよう。。。」
もちろん、私が超猫好きだとわかっていて電話してきたのですが、私も絶句状態で、どうしてあげたらいいんだろう?と戸惑ってしまいました。
「とりあえず、タオルと段ボール」
電話してきた知人が言うものの、ちょうど私も取り込み中。
「ちょっと待ってて。かけなおすから。」
知人「あ、ありがとうございます。助かります」
どうやら、通りがかりのOLさんらしき女性がタオルを持ってきてくれたらしい。
よかった。。
15分ほどして、友人の指定の場所に駆けつけたら、友人が猫ちゃんの横に座り込んでた。
私「とりあえず、保健所に電話じゃない?」
知人「今、電話したら、保健所じゃなくて清掃局なんだって(>_<)」
「そんなの絶対許せない・・」
せ、清掃局?ゴミ扱いってこと?
そ、そんなのひどすぎる!私も動揺しながらも気持ちはよくわかる。
でも、じゃあどうしたら?
とりあえず調達した段ボールに猫ちゃんをうつし、事務所に戻ることに。
幸い、この寒さなので、外においておいてあげれば、体が傷むこともない。
お互い仕事中ということもあり、とりあえず仕事に戻ることにしましたが、
合間に「ペット火葬を探そう」という結論に。
「う〜ん。。。結構な金額するよね。。」
どうすべきか??と思っていたら、知人から電話が。
「清掃局に確かめたら、引き取ったのち、お寺にもちこんでくれて、
ちゃんと供養してもらえるらしいよ」
「ええ〜、そうなんだ。。よかった。。
担当が清掃局というだけで、ごみ扱いしているわけじゃないんだね。
台東区(東京)も捨てたもんじゃない!」
本当に安心しました。
そののち、お水とおやつを供えて、お別れしましたが、
知人が「今度は私が飼ってあげられるような環境で生まれておいで」とかけてあげていた言葉が印象的でした。
ああ、私よりずっと猫を愛しているんだなぁ。。と思い知った瞬間。
体に傷もついていないし、事故にあったわけではなく、病死のようでしたが、まだ昨年生まれたばかりの子供たちの一匹ではないかと思っています。
自然淘汰は、動物界のルールではあるけれど、悲しい出来事でした