酉の市

酉シルバーチャーム


今日、電車で揺られているときに、何気なく広告を眺めていたら、花園神社(東京都新宿区)の酉の市の広告がありました。そういえば、もう11月。酉の市がやってくると、今年も残りわずかだなぁ。。と感じます。



酉の日は毎年11月の酉の日に行われるお祭りで、福を「掃き込む、かきこむ」とされる「熊手」を購入し、にぎやかな手締めをする。。というニュースを見たことがある人も少なくないと思います。でも、ふと考えてみたら、酉って十二支では8番目に属して、月でいうと8月なのに、なぜ11月の「酉の日なんだろう?」

と、ちょっと興味があったので、調べてみました。



Wikpediaによると、

11月の酉の日に行われる「酉の市」は、各地の鷲神社(おおとりじんじゃ)の祭礼で、酉の市で縁起物を買う風習は「関東地方を中心とした」年中行事なのだそうです。

鷲神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀り、武運長久、開運、商売繁盛の神として信仰され、花又鷲大明神(東京都足立区)を産土神とする近在住民の収穫祭が江戸酉の市の発端。



鷲大明神は鶏大明神とも呼ばれ当時氏子は鶏肉を食べる事を忌み、
参詣人が開運を祈り鶏を奉納し、祭りが終了した後に浅草観音堂前(浅草寺)に献納した鶏を放ったことが由来のよう。



農業市が江戸市中へと移行し、招福の吉兆を満載した飾り熊手などを市の縁起物とする都市型の祭になったのが、現在に続いているといったところらしいので、もとは鷲神社の「秋の収穫祭」ということで、11月なんですね。




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でも、調べているうちに、新たな疑問が。。

鷲神社って、読みでは「オオトリ」だけど、漢字は「ワシ」ですよねぇ。



縁起物の代表である熊手は、鷲が獲物をわしづかみすることになぞらえ、その爪を模したともいわれ、福徳をかき集める、鷲づかむという意味が込められているそうなので、熊手が酉の市で縁起物として売られているのは、わかりましたが、
鳥は鳥(酉)だけど、「わしじんじゃ」ではないのね。。なんで?(しつこい?)



平安時代後期の武将源義光が、兄の源義家を助けるため東北地方へ向かう途中この地で見かけた鷲のおかけで戦いに勝つことができたことから、その後その鷲を祀ったのがこの神社であるといった言い伝えもあるそうなので、「鷲」を酉の王者として「おおとりさま」といったよみかたになったのかもしれませんが、単なる俗称として普及した。。っていうところなのかもしれません。(不明のままです)